
Field Engineer
Interview01
社内外の人と協力し合いながら
駅の日常を支えている。
東京支店 サービス1課
佐藤 聖人
高等専門学校(電気工学科)卒
- Profile
- 社交的で、若手の中でもリーダー的な存在として活躍。そんな性格から誰からも好感を持たれており、親しく声を掛けられることもしばしば。
チームワークで乗り越えた
授業の課題や卒業論文
父が電気工学科の先生で子どもの頃から工作する姿を見ていたため、自然とものづくりや電気分野に対して興味が沸き、高専でも電気工学科を選択しました。また、高専に入学して以降、授業の課題を友人らと協力して乗り越えたり、多趣味な友人と趣味を共有し合ったり、とても充実した毎日を送りました。
なかでも卒業研究は印象的な思い出です。同研究は、異なる研究テーマをもつ教授たちのもとに複数人の生徒が集まり、実験を進めるというものでしたが、当時、電子部品の構造や電子部品自体を構成する物質に興味があったため材料工学を選びました。なかなか難しいテーマでしたが、周囲と試行錯誤しながら研究を進めることはとても楽しく、最後までやり遂げることができました。

“ものづくり×現場×人”が揃っていることが、
この仕事の魅力
私は、プラモデルのように手先で何かを組み立てることや自分の手で何かを作り上げることが好きで、ものづくりに関連する仕事に就きたいと考えていました。また、机やパソコンに向かって仕事をするよりは現場で働きたいという気持ちもあり、それらが実現できるJR-MSに入社しました。
入社後は、担当する駅の自動券売機や自動改札機などの定期点検や故障対応をする課に配属されました。これらの業務は1人で黙々と作業をするイメージを持たれがちですが、駅で作業するときには場所によって事前に手続が必要だったり、作業スケジュールの調整をしたり、外部とのコミュニケーションが必要です。駅へ行くたびに駅係員と会話をするため、いつの間にか仲良くなっています。また、誰かとコミュニケーションをとりながら仕事をすることは、より楽しく感じます。
社内は親しみやすく
頼りがいのある方が多くいる
入社直後の新入社員にも先輩から積極的にコミュニケーションをとってくれるなど、社内はとてもフレンドリーな雰囲気だと思います。さらに、分からないことも質問しやすく、現場での作業中に何かあれば電話やFacetimeを繋いですぐ対応してくれるので心強いです。1人だと、解決できないことを自分だけで抱えてしまうと思うのですが、頼れる方が多くいるので安心して作業ができます。

一歩ずつ成長していくことに
やりがいを感じる
まずは作業を1人でこなすことが大事だと思っていたので、現場に行き事象に対して何をすべきか、なかなか解決方法が出てこないことに、もどかしさを感じていました。しかし、現場で悩む度に電話で直属の先輩方に相談すると、すぐに次の一手を示してくれます。分からないなかでも、様々な経験を積める環境があり、おかげで自分だけでもできることが増えてきたと感じます。
また、以前は点検作業で機械の清掃や調整をする際に、何か調子が悪いことは分かっても不具合の原因までは特定できませんでしたが、最近は原因追求が自分でできるようになり、面白みを感じています。ついには、故障時のオンコール対応も自分の力で解決できるようになり、とても嬉しいです。
教える立場としても成長していきたい
入社5年目を迎えた今、人に教える力を磨いていきたいです。現在も後輩に教える機会はありますが、彼らの質問にどう説明すればよいか悩むことがあります。写真を交えて手順書を作ってみるものの添える文章で行き詰まってしまうなど、作業を言語化することの難しさを感じています。早く、先輩がこれまで自分に対して説明してくれたように、私自身も分かりやすく伝えられる人になりたいです。

Field Engineer Interview
JR-MSで「働く人」
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